2007年11月18日

くつの底?

「おしゃれの基本は足元から・・・」なんて言葉はいったい誰がつくったのか?
でも 履いてる靴を見ると その人の背景がなんとなくわかる事があります。
デザインや革の痛み具合 色の個性なんかで・・・。

私は一足の靴を履きつぶすタイプの人間です。多分 靴にとったら良くないことだとは思うのですが 気に入ったらずっと履いてしまうのです。

で 数年前のこと。
フランスで「レクレルール」というセレクトショップで一足の靴に出会いました。
革の質感といい つま先がくるんと上がったフォルムといい今までに見たことがないデザインに一目ボレをしてしまいました。
清水を飛び降りるような気持ちでその靴を購入!
カルぺディウムというブランドで15万円ちょっとだったかな?高かった覚えがあります。

日本に帰ってからは その靴ばかりを履いてました。
でも 難点が! 革靴なので雨なんかが降るとつるっと転んでしまうのです。たぶん5.6回はこけたでしょう。これではダメだと思い 値段も高かったので長く履こうと思い底にゴムを張りました。
グリップも効いて よりいっそう愛着がわいてきたので 次のフランス出張も履いていったのです。

そしたら たまたまレクレルールのカルペディウム専用工房へ行くことになり マウリッツィオというデザイナーに合いました。
片言の英語とジェスチャーで話をしていたら 「その靴 僕の作った靴だね。でも なんで音が違うんだ?」と言ってきたのです。
どうやら 革靴は 「コロン コロン」というあの音を楽しむもの。それをゴムなんて張るのはおかしい!なんて言われてしまったのです。

日本とヨーロッパでは靴の歴史が違うということを教わりました。
新しい靴は 道路で底にキズを付けてすべりにくくするもの。
履きつぶして どうしてもダメになったら底を張りなさい。しかも革底を!
なんていうものだから 張ってしまった自分が恥ずかしくなってしまいました。

それからは 極力張らないようになりましたが みなさんはいかがでしょうか?
因みに マウリツィオはボロボロのスニーカーを履いておりました。


             キツでした。
   


Posted by cagliari at 21:37Comments(2)

2007年11月12日

2007SS展示会に行ってきました~

先日日帰りで 東京へ行ってきましたicon18
展示会はいつも刺激的でとってもワクワクしてしまうかたわら
次のシーズンの情報を集める大事なお仕事でもありますmaru

今回はインポートのバッグやアクセサリーの展示会です。
国内のバッグもステキなんですが
インポートはやはり独特の雰囲気とレア感、レザーの質感など
こだわりにあふれている気がして見てるだけで
ハイテンションicon14icon14になっちゃいます。

 dellecose
こちらはcagliari久しぶりに登場のdellecose デレコーゼイタリアブランドの
バッグです。
こちらは味のあるレザーにペインティングがしてあり、1点1点全部違うそうですkirakira
最初は、絵の具のようなものとバッグを販売して自分でペイントできるなんて
おもしろい企画も考えられたらしいですが
あまりにも書いてほしいと頼まれる声があったために
最初からペイントされたデザインになったそうです。
さらっとペイントされているだけなのに何故かとってもかっこよかったです。

こちらは68000円+tax、1点のみ1、2月入荷予定です。

なんていうバッグの話を聞けるのも展示会のおもしろさですface05
日々使っているバッグやウェア1点1点にもきっと
何か小話があるんでしょうねぇ。そういうこだわりがあるバッグをどんどん
セレクトしていきたいと思いますicon12


Claudine Virty

こちらもかなりかわいかったです!!
色とりどりのラテンをテーマにした今期のクロディーヌ・ヴィトリーのアクセの前で
30分ほど没頭しておりました。
鳥さんたちとフラワーとカラフルな色使いが春夏の世界へ・・・
フランスのブランドですが、こちらはcagliari初のブランドになりますhana3
19000円+tax

とまだまだ続く春夏展示会ですhappa
またステキな商品があったらご案内していきます!!

いっちー









 

  


Posted by cagliari at 22:49Comments(0)

2007年11月09日

イランイラン 東京コレクション

ちょっと前ですが 東京コレクションのひとつ「YLANG YLANG」のショーを見に行ってきました。
今回のイランイランは恵比寿にある 某高級フレンチレストランを貸しきってのショーでした。

開演の30分ほど前に着いたのですが 既に席は埋まっており立ち見状態。
シャンパン片手に始まるまで待ってました。
ランウェイの最前列はプレス席 
席はそこだけ空いているのですがリザーブ状態。
当日はいろんなショーがあちこちで開かれてるので 雑誌関係者やプレス人達は分刻みで会場めぐりをしているのです。

始まる5分前 いきなり慌しくなってきました。
気が付けばプレス席も埋まり テレビカメラやフォトカメラマンで会場はいっぱいに!



静かな音楽が流れ出し 人形の様なモデルが次々とあらわれる。

少し離れたところからでも分かる位 上質の素材で作られたドレス。

モデルが歩けばフラッシュの光で暗い会場が一気に華やかに。





あっという間の30分でショーは終わりました。

そそくさと次の会場へ急ぐプレス人の中 しばらく会場となったレストランを眺めておりました。
2日後の業界新聞にはその模様が載っておりました。仕事がはやいっ!
  


Posted by cagliari at 19:55Comments(2)

2007年11月06日

グルメNo1☆

今回はグルメネタ!
フランス料理は美味!っていうけどあたりはずれが多いのは事実。
1枚目は行きの飛行機での機内食。
今回はフィンランド経由でパリに入りました。
初めて乗ったフィンエアーにびっくり ムーミンの世界でおまけに食事がとても美味しかったんです。

何食か食べたけど 奇跡的に写真に収めていたものがこちら 
ハンバーグに人参 きのこ(エリンギ?)が入りパンの代わりにしっとりしたクッキーみたいなもの。
経由後も食事が出てきて 14時間で4食も食べてしまいました。

これは初日の夜に食べた 「ポトフ」
フランスの家庭料理みたいなもの。
牛のお肉に野菜がたっぷり、写真では見難いですが 皿の上の方にあるのが背骨に入った「髄」です。聞くとちょっと気持ち悪いですが バターみたいにフランスパンの上にのせて岩塩を少しふりかけると めちゃめちゃ美味しい!
これは展示会場で食べたサラダ 
美味しかったけど高かった~!多分3000円くらい・・・。





どんどん行きますよ~!
で左の写真はお昼に食べたホットドッグ
大皿にも入らないおおきなフランスパン!しかもまっ黒・・・







それにちょっとだけ飲みたかったので頼んだオニオングラタンスープ
どんぶり並みでした。この中にフランスパン1本分が入ってるんじゃないかって思うほどパンまみれ
どれも美味しかったけど量がすごかった。

思い出すだけでおなかがいっぱいになるので 今回はここまで。

                                                     きつでした。



  


Posted by cagliari at 14:56Comments(0)

2007年11月04日

パリでの流行?

毎回出張に行くたびにビックリすることだらけの海外
やっぱり日本と違うな~と思うことが多々あります。
この前行ったパリ出張では 街中を歩いているとすれ違うあの人も この人もみんな同じ自転車に乗っている・・・なんでやろ? しかも至る所に自転車置き場!
近づいて看板らしきものを読んでみる・・・フランス語でまったくわからへん。
なんとなく自分なりの解釈では どうやら時間制のレンタル自転車みたいだ。それにオシャレ。
しかも カードを購入し かざすだけでどこでも自転車が乗れる。おまけにパリ中にある自転車置き場 どこでも返せるらしい。
なんて便利な機能だ!!!是非とも日本もやってほしい!
因みに フランス語だったんでカードの買い方すらわからず 今回はおあずけでした。
次回は絶対に乗ってやる!    


Posted by cagliari at 17:51Comments(0)

2007年11月01日

フランス買い付け記★

今回の買付は歩きました。展示会の帰りにエッフェル塔のそばを通ったので「今回こそは登ったる!」と思い 近づけば人人人の山。結局今回もおあずけでした。

肝心の展示会を紹介します。
オペラ近くのホテルから地下鉄に乗り ゆられること30分、パリ郊外にドド~ンと大きな建物があります。
東京ドーム何個分?という広さの中に 世界各地から何千社の出展者と何万人のバイヤーが「あ~でもない こ~でもない」とみな必死に何かを探しているのです。 

もちろんカリアリチームも1日中悩みに悩んでバイイングをしてきました。
毎回行くと この人どっかで見たような・・・?見たいな人達によく遭遇します。
日本人って不思議なもので こんなときは限って会釈をするんです。でも 誰やったかな?って感じなんですけど。


で 今回見つけてきたのが左の写真 ジュリー・ベルナルダンが手がける「4me」
パリっ子が飛びついている人気ブランドです。
パリの人気高級セレクトショップ「コレット」や 老舗百貨店ギャラリーラファイエットに ブランド立ち上げ1年目から並んでいるというスゴさ!
ビンテージのチャームを使ったりで 世界に1つしかないこのアイテムはチャームやネックレスにもなったりするんです!

なにが良いって デザイナーのジュリーがいい人なんです。
歳は50ぐらいでしょうか・・・肌ツルツルで笑顔のすてきな頼りになるパリのおばちゃんって感じです。
こういう人との繋がりを感じるブランドを大切にしていきたいですね!

ということで 今回はここまで。
                    キツでした




  


Posted by cagliari at 22:09Comments(2)